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手術でしわとり

美容系のクリニックで行われている治療のひとつが、形を整える手術です。ある形から別の形へ、変化させるという手術が行われることになります。
しわとりの手術も、そういう治療のひとつです。しわのある顔から、しわのない顔へ。そういった変化を持たせるために行うものであると言えます。
特にメジャーな手術としては、「リフトアップ手術」というものが挙げられます。

リフトアップというのは、「持ち上げる」という意味です。下にあるものを持ち上げて形を整える。そんな手術を指しているのがリフトアップ手術なのです。
ここで言う「下にあるもの」とは、もちろんしわの出来た肌のことです。それを引き上げることで、しわを伸ばしてとってしまうことが出来るというわけです。
リフトアップ手術が行われるのは、頬のしわ、たるみに対してです。ここでは、この方法について見てみることにしましょう。

頬にできるしわと言えば、真っ先に誰もが思い出すであろうものが、鼻梁のわきから唇の端にかけてななめに描かれる「ほうれい線」です。
もともと、喋ったり物を食べたりするために口を動かすのが人ですから、誰でも多かれ少なかれ若い頃からほうれい線はあるものです。顔の表情が動き、口が開閉する中で、徐々に深くなっていくものであるわけです。
ただ、頬のしわにたるみが加わると、ほうれい線は特に濃く、深くなってしまうという性質を持っています。ほうれい線のくぼみの上にたるんだ頬が乗っかって、さらに濃く深くなってしまうという仕組みです。
ですから、この場合のしわとりのカギとなるのは「どうやってたるみを取るか」ということになります。

「たるむ」というのは、重力に負けてモノが垂れ下がってしまうことを意味しています。筋肉が衰えて下に向けて落ち、上に上がらなくなってしまう状態です。皮膚は伸び、「だらーん」とした印象は余計に強くなってしまいます。
そこで、リフトアップ手術です。この手術は、簡単にいえば頬と耳の境目あたりをメスで切開して、頬の皮をぐっと引っ張り上げ、たるみのせいで伸びた部分を切除してまた縫い合わせるというものです。
たるんだ皮膚を取り除くことで、また肌はピンと張るようになり、それにしたがってほうれい線も目立たなくなってくれます。
たるんだ筋肉と皮膚のうち、余計なものを取り去ってしまう手術なので、すべてが終わったあとで人に顔を見せると、「10歳は若返って見える」と言われることもあるといいます。